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お久しぶりです。べちょーです。
約1年前、じゅんべえさん、Nくんと
「魚(ニジマス)は色がどうみえているのか」
という点でアツく議論しました。
つきましてはまとめを任せられましたので、考察させていただきます。
(本当は一年前にupする予定だった記事です。編集するうちに伸び伸びになってしまい非常に反省しております)
素人が無い頭をしぼって書いた記事なので誤り等あると思いますがご了承ください…
あと文字ばっかで非常に退屈な記事なのでお暇なときにお読みください。


さて、プロの動画を見ていてもその人によってカラー理論は様々ですよね
魚は紫外線が見えるから紫外線フィルターをかざせばよいとか、
はたまた暖色系と寒色系で分けるべきだ等々…

ですので今回は経験則ではなく、半科学的に考察してみたいと思います。

で、さっそく考察したいのですが…魚がどのように色を認識しているかを知るには、
まずは私たち人がどのように色を認識しているのか知らなければなりません
しかしこのメカニズムが非常に面倒なのです!
ですので、本文はその部分をすっ飛ばして考察しています
本当に中身まで理屈を知りたい方は追記に書いておきました
そちらを参考になさってください
また今回はニジマスに限って話を進めていきます。

では、考察スタートです

まず、ニジマスは色が見えるの?という点について
軽く調べてみたところ、たいていの魚は人間と同じだけの錐体細胞があるようです。
つまり赤色錐体、青色錐体、緑色錐体すべてそろっているということです。(錐体細胞?という方は追記に説明を書いておきました)
ですので仮に魚の脳が人間と同じ仕組みで色に関する情報を処理しているのなら、
ニジマスも我々と同様に色を識別することが可能であるといえるでしょう。
ま、あくまで仮定が正しかった場合の話ですが。

さて、次に「魚は紫外線が見える?」という点について
ニジマスに限って言えば、若魚は人間にはない紫外線を感じる錐体細胞があるようです。
ということは、ニジマスは人間には見えない、紫外線の色が見えているといっていいでしょう。
ただ、大きくなると紫外線を感じる錐体細胞が機能しなくなるみたいなネット文献[2]もあります。
ですので無理やり結論付けるなら
小さいニジマスは紫外線がみえる!大きいやつはよくわからん!といったところでしょうか。

次は「結局ニジマスにとって最も目立つ色ってなんなの?」という点について
参考文献[1]によれば、ニジマスは水中のカラーと同じものは認識しにくいとのことでした。
この結果は人間と同じように色を見ているという結果と矛盾しないように思います。
つまり、人間の目で見たときに水中で目立つ色=ニジマスに目立つ色
でいいのではないでしょうか。
ただ紫外線が見えるニジマスの若魚に関しては一概にそうとは言えないでしょう。
なにせ人間には見えない色を見ているわけですから。

以上、ニジマスと色についてでした。
結局わかったようなわからないような…
ですが、今回色々調べた結果から考えると、やはり魚は色が見えており、
それも人間と同じくらい豊かな色彩感覚があると思って間違いないと思います。
最後におまけで、各ルアーでよく見る色について雑学を述べて終わりにしたいと思います。

蛍光・グロー・ケイムラ・金や銀って何?

蛍光について
日常で蛍光カラーはよく見ますが、あれはその名の通り「光っている」色です。
日光の中では光っていても目立たないのであまり意識することはありませんが…
なぜ光るのかという仕組みはものすっごい面倒くさいので端折りますが、
結局あれは「紫外線を吸収し、可視光に変換して光る」ものです。(本当はエックス線や可視光や紫外線など物によって吸収する光が異なります)
紫外線が蛍光物質に当たって、蛍光物質がその刺激で光るのです。
だから、蛍光物質が出す光の分だけ普通の塗料より目立って見えるのですね。
蛍光物質は様々な種類があるので、その物質によって異なる色の光を出します。だから今はいろんな蛍光カラーがあります。
ちなみにYシャツとかが真っ白に見えるのもYシャツに塗られている蛍光物質が光を出しているからです。
水中でも紫外線はありますので、水中でもほかの色より目立つでしょう。
ただ紫外線が見える魚にとっては私たちが見ている色とは違った色を見ていると思いますが。

グローについて
グロー(夜光・りん光)は蛍光の仲間です。
ただ蛍光と違い、グローは光っている時間が長いため、暗闇の中でも光っているのです。
逆に蛍光が暗い中で光らないのは、光っている時間が短いからです。
紫外線が当たっているときのみ光るのが蛍光で、当たったあともしばらく光るのがグローといったところでしょうか。
やはり、グローも光っているので、魚から目立つという点は間違いないでしょう。
特にナイトゲームはやっぱりグローのアピール力に頼ることになりそうです。

ケイムラについて
ケイムラは「ケイムライト」の略っぽいですね。「蛍光紫」という説もあるようですが。
まぁ、株式会社ヤリエさんのHP[3]を参照するかぎり、結局これも蛍光で間違いないようです。
ですので、これも蛍光カラーと同じようにアピールしているのだという認識でOKだと思います。
強いて他の蛍光カラーとの違いを挙げるならば、「青白く(あるいは紫色に)発光する」という点くらいでしょうか。

について
あのようにピカピカに見えるのは光を反射しているからです。
とくに銀は一定方向にきれいに反射させているため周りの景色が映って見えるのです。
白色との違いは「乱反射」するかどうかのようです。
つまり、きれいに一定方向に光を反射すれば銀、そうでなければ白色といった感じでしょうか。ま、本当はもう少し複雑ですが
金も同じで、一定方向に光を反射すれば金、そうでなければ黄色という感じです。
もちろん魚にとってもピカピカ目立っていることは間違いないので、アピールは強いでしょう。
なぜ放流魚カラーと言われているのかはわかりません。
やっぱりフラッシングで他の色より強烈に目立つからではないでしょうか。


はい、とりあえず各色の科学的根拠を知っていただけたら幸いです。
結局この文章を大きくまとめると、
「人間が見て目立つ色は魚から見ても(たぶん)目立っている。」
といったところでしょうか。
ただ、「結局何色が一番釣れんのよ?」と言われると…
それは各人の経験則を信じるしかない…ですね。お役にたてずスミマセン。
以上考察でした。

参考サイト
[1] 通し回遊魚の視覚のメカニズム
http://salmon.fra.affrc.go.jp/kankobutu/salmon/salmon16_p04-11.pdf
[2] The Visual System of Fish
http://www.troutbum.co.nz/visualmemo.html
[3] 株式会社ヤリエ ケイムライト
http://www.etanba.co.jp/960.html




こちらでは「物が見えるメカニズム」について解説しております。
「魚が色を認識しているか?」については本文をご覧ください。


では、魚にはどのように色が見えているのかを考えるために、
まずは人間がどう物を見ているかまとめてみます。
なるべく専門用語を使わず簡単に理解できるように書きたいですが…
以下の点ご理解ください

・非常に長ったらしい文章なので結論だけ文章の一番下にまとめております
・普段の記事と比べて理屈っぽく正直読みづらいです
・一部、多分に誤解を含む表現を用いています

それでも理論・理屈が知りたい方は読んでいただけると嬉しいです。


人間がものを見てるときどのように見ているかざっくり言うと、
人は光が目に入ると「光が見えた」と判断します。
さらに、太陽などから放出された光が「もの」にはね返され
その反射された光が目に入ったときも「物体がある」と認識します。
まとめると、人が「もの(光)が見えた」と感じるときは
物体が出している光を直接見たとき
物体から反射されてくる光を見たとき です。
この点はあとで重要となるので覚えておいてください。
(こういう文章書くとなんで偉そうな口調になるんですかね)


次は光の話です。
一口に「光」といっても実は様々な種類があるのです。
皆さんご存知のように信号やクリスマスのイルミネーションのように、赤、青、黄色の光、
さらに人間には見えない色の光「赤外線(赤外光)」「紫外線(紫外光)」といったものがあります。
テレビのリモコンには「赤外線」が使われていますし、ケイムラといえば「紫外線」を反射する塗装ですね。
これらさまざまな光は、実は物理的にいえばほんのちょっとした違いしかありません。
そのほんの少しの違い、それが「波長」というものなのですが…
これを真面目に説明するとどうしても式が出てきちゃうので今回は割愛します。
とにかく、様々な光は『「波長」というものが変わると色が変わる』とだけ覚えておけばokです。
赤色には赤色の「波長」、青色には青色の「波長」があるのです。
以下に光を「波長」の長さ(大きさ)順に並べた図を載せておきます。
正確には「波長」は大きい、小さいでは表しません
スペクトル


紫色より外の短い波長と、赤色より外の長い波長の光は人間の目に見えません。
その人間が色を認識できない光をそれぞれ「紫外線」「赤外線」と呼びます。
また人間が色を認識できる光を「可視光」といいます。
波長の短い順に並べると「紫外線」「可視光」「赤外線」となるわけですね。
「じゃあ太陽光や白い光はなんなんだ?」と思う方もいらっしゃると思います。
太陽光は、上の図すべての「波長」の光が混じったものなのです。
「紫外線」「可視光」「赤外線」全てが混じったものが太陽光となるのです。
さて、実は太陽光のようにすべての色の光が混じった光は、全て白色に見えます。
太陽を見ると白色に見えるわけはここにあります。(※太陽を直接見るのはやめましょう)


はい。物理の話はここまでにしましょう(笑)
次に、人間の目の構造にも触れなければいけません。
人間の目には
・光の明るさを感じる部分(桿体細胞)と
・光の色を感じる部分(錐体細胞)があります。
さらに、(人間の)錐体細胞には三種類あり、それぞれ以下のようなものがあります。
・青色周辺の色に反応する細胞(青錐体…まぁわかりづらいんで青色細胞としましょうか)
・緑色周辺の色に反応する細胞(緑錐体…緑色細胞とします)
・赤色周辺の色に反応する細胞(赤錐体…赤色細胞と(ry
「周辺」がキーワードです。たとえば赤い光を見たときには(ほとんど)赤色細胞だけが反応しますが、
黄色の光を見たときは黄色周辺の色である(色相環を参照ください)赤色緑色
つまり赤色細胞と緑色細胞が反応して人間はその光を「黄色だ!」と感じるわけです。
赤、緑、青以外の色が見えるのは、三種類の細胞が反応してるかしてないかで脳が判断しているのです。
ですので、赤色の光と緑色の光が混じって一緒に目に入ってくると、これまた「黄色だ!」と人間は判断します。
黄色の光と、赤色と緑色が混じった光は、人間には区別がつかないということです。
ちなみに橙色など微妙な色は「赤色細胞と緑色細胞が反応してるけど赤色細胞のほうが強く反応している」
みたいな感じで脳が色の違いを判断しているようです。
また、人間は紫外線、赤外線を感知する錐体細胞を持っていません。
だから人は紫外線、赤外線を見ることができないのですね~


さて、いよいよ人はどのようにして「もの」の色を認識しているかです。
一つ上の段落の話は「光を直接見たとき」の話です。
一番初めに書きましたが、人間は「光を直接見たとき」と「ものに反射された光を見たとき」に物が見えます。
では、『ものに反射された光を人間が見るとき、
色を判断する仕組みは「光を直接見たとき」と同じなのか?
』かと聞かれると、
答えは…Noです。微妙に違います。
例えば青色の光以外を含んだ光を反射した物質は黄色に見えます。
ここが非常にややこしい点なので頭を整理しつつ読んでください。

まず、物質(もの)は光を吸収することがあります
物質が光を吸収してしまうので人間の目には光が入ってきません。
つまりその物体は人間の目には光を出していない、夜のように真っ暗なものとして認識されます。
ですから人は可視光(人間が色を認識できる光です)をすべて吸収するものを黒色と認識するのです。

逆に、可視光を吸収せず、すべての光を反射している物体もあります。
全ての光が人間の目に入るわけですから、私たちはその物体を白色(または銀色)と認識します。

さらに、物質の中には可視光の一部のみを吸収し、そのほかの光を反射する物質もあります。
例えば青と緑の波長の光を吸収して他はすべて反射する、みたいな感じです。
ではそういった物体は人間にはどのような色に見えるのでしょうか?
白色光の中から青と緑の光が欠けたらどうなるかがヒントです

結論から言うと、そういった物質を見たとき、私たちは物質が吸収した色の補色の色がついているように見えます。
補色とは、色相環(下のレインボーの輪っかのことです)で反対の色のことを言います。
下の色相環を見ると青色と緑色、つまり青緑色の反対は赤色ですね。
ですので、青と緑色の光を吸収している物質は人間の目には赤色に見えるということです。
色相環

では、なぜ補色が見えるのか。それは錐体細胞を考えれば説明できます。
ちょっと思い出してほしいのですが、「光を直接見た場合」赤い光は赤色細胞が反応し、
青色細胞と緑色細胞が反応しないから「赤色だ」
と脳が判断しているのでした。
では、「ものが反射した光を見ている場合」はどうなるか。
可視光の青と緑の波長の光(青緑色の光)が物質に吸収され、
そのほかの光はすべて物質により反射された時を考えます。
このとき、青と緑の光は吸収されているので目に入りません。つまり青色細胞と緑色細胞はほとんど反応しません。
しかし、赤色の光はあるので赤色細胞は反応し、三つある錐体細胞のうち赤色細胞だけが反応することになり、
人間には青緑色の光を吸収する物体は赤色に見えるのです。
反応図

…理屈は分かりましたでしょうか?

ここまでの要点のみをまとめると以下のようになります。
・人間は「もの(光)を見た」と感じる時、物体が直接出した光を見ているか、物体が反射した光を見ている
・物体が出した光を直接見た場合、人間はその光の波長そのままの色か、いくつかの波長の光が混じった色が見える
・物体が反射した光を見ている場合、人間はその物体が吸収している光の補色が見える


はい。以上で人間が物体の色を見る仕組みは一通り話し終えました。
細かな点は端折っていますが、一応ごまかしなく記述したつもりです。
最後までお付き合いいただき大変ありがとうございます。
つたない文章でしたが少しでも伝われば幸いです。
疑問があればコメントにて受付いたしますが…
私この手の専門家ではないので答えられない場合はご了承ください。
では、本編をお楽しみください。
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